出会い探しのSOS

中学や高校のクラス編成ではだいたい男女比が1:1となるように調整されますが、稀に比率バランスの崩れる地域や学年では、どちらかに偏った学級が出来ます。俗称で男子クラス・女子クラスと呼ばれるものです。あくまでも地域格差や年代による偏りですが、日本全国的に見ても、偏りの出る場合があります。

全国の男女比ランキングというサイトがあり、ここでは市区町村別の男女比を掲載しています。女性100人あたり男性人数の項目で一位は愛知県豊田市となっていますが、豊田市といえばトヨタ自動車の工場がある事で有名な事から、工場に勤務する人の男性比率が大きく影響していると考えられます。

出会いを探すためには、このランキングを下から見る必要があります。最も女性の余っている市区町村は北海道の歌志内市で80.41の数値。このランキングは779市区町村を対象にしていますが、122位までが100を超える数値となっています。という事は、その他の657市区町村については男性より女性が多いという事です。もちろんこれには理由があって、男性よりも女性の方が長生きであるため、総人口で比較した場合にこのような偏りが出るものと思われます。

次に都道府県別で見た場合に、色分けしているサイトがありました。この色分けを見る限り、関東は軒並み男性比率が高く、関西よりも西、東北地方より北の地方では女性の方が多い結果となっています。これも先ほどの話に照らし合わせれば、新しく生まれてくる子供よりも高齢者の増える割合が大きい地方ではこのような偏りが見られやすいといえます。

単純に出会いやすさだけを考えた場合には、男女比で有利な地域をと考えがちですが、実は出会いには男女比はあまり関係がありません。もちろん女性会員比率の高いサイトの方が有利ではありますが、それよりも実際に登録している女性会員数の多いサイトの方が出会いやすいのは確実です。

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